インターネットブラウザの代表格、Internet Explorer（以下、IE）。
現在の最新版はIE11ですが、「IE8だって、まだ現役でバリバリ使っているよ！」という声もしばしば耳にします。
「あっ、それ私のこと！？」と思われた方、ご注意を…！！
サポートが終了した古いバージョンのIEを使い続けていると、ウイルスに感染したり、情報が漏えいするなどのリスクが高まるのです！((((；ﾟДﾟ)))
今回は、IEの新しいサポート状況とバージョンアップをおこなわない場合のリスク、今すぐ実行したいIEバージョンの確認方法をまとめます。
■「各Windows OSで利用可能な最新版IEのみ」がサポート対象
さる2014年8月、マイクロソフトが「古いIEのサポートを2016年1月で打ち切る」ことを発表したことを、皆さんは覚えていますか？2016年1月13日、その日がとうとうやってきたのです！(*･д･)b
これまでは、WindowsOSがサポート期間中であれば、IEはどのバージョンでもサポートされていたので、あまりサポート云々を気にする必要がありませんでした。
しかし今後は、「各Windows OSで利用可能な最新版IEのみ」がサポート対象となるため、古いIEはサポート外となるのです。
サポート対象外のIEは、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、新たな脆弱性が発見されても、それを解消することができません。すなわち、何者かがそれを悪用すると、パソコンがウイルスに感染して「ブラウザが正しく動かない」「情報が漏えいする」などの被害に合うおそれが出てきます。
つまり、サポート対象外の古いバージョンのIEを使うと、セキュリティの脅威にさらされてしまうことに！これは困りますよね Σ(ﾟДﾟ)
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| ※IEのバージョンごとの影響（画像：IPAサイトから引用） |
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| ※サポート終了後もIEを利用し続けた場合（画像：IPAサイトから引用） |
そのため、情報処理推進機構（IPA）では、ご使用中のIEのバージョンを確認するとともに、早急に最新版へのバージョンアップをおこなうよう呼びかけています。
■Internet Explorerバージョンアップ方法
１）まず、Windows Updateを実施し、Windowsを最新バージョンにしてください。
２）その後、IEのバージョンを確認し、表の記載に該当しない場合はMicrosoft社 公式ページからサポート継続バージョンの IE をインストールしてください。
・Internet Explorer のダウンロード （※Microsoft社 公式ページ）
http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/download-ie
▼Windows OS 別 IE のサポートが継続されるバージョン
▼IEのバージョンの確認方法
【 IE8の場合 】
【 IE9、10、11の場合 】
また、Windows 8 のサポート期間は 2016年1月12日で終了したため、Windows8.1以上へのアップデートが必要です。IEと同様にアップデートをおこなうことをおすすめします。
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いかがでしたか？
面倒だなぁと思わずに、速やかにアップデートをおこなって、安全安心なインターネットライフをお過ごしくださいね (*ﾟ▽ﾟ)ﾉ
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参考記事：
・【注意喚起】 Internet Explorer のサポートポリシーが変更、バージョンアップが急務に-IPA
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20151215-IEsupport.html
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