2014年11月25日火曜日

LINE特集④~PINコード必須化~

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日に日に被害が増している「LINE乗っ取り」。当ブログでは、LINE特集として数回に渡り、このLINE乗っ取りにクローズアップしています。

第1回目は、LINE乗っとり詐欺の手口を、第2回目は、アカウント乗っ取り手口について、第3回目は、アカウントを乗っ取られた時の対処法についてまとめました。
第4回目となる今回は、必ず行うべきPINコードの設定についてご紹介します。


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■必須になったPINコードの設定
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LINEのアカウントを乗っ取られてしまうと、環境を戻すまで時間も手間もかかります(参考:第3回目)。ですから、アカウントを乗っ取られないように自己防衛することが、LINEを利用する上で重要になります。

アカウントを守る方法で最も簡単にできるのが「PINコードの設定」です。これは、メールアドレスとパスワードに加えて利用することで、不正ログインを受けにくくなることから、希望するユーザーが設定可能なオプション機能として、7月17日より提供されていました。

しかし、9月22日より、LINEアプリのバージョン「4.5.0」以降のユーザーは設定が必須となっています。ただし、メールアドレスを設定していない人は、次のバージョンLINE4.7.0よりPINコードの設定が必須になるということなので、今回の件はFacebookログインを利用している人は該当しないようです。

こちらもお読みください>>>LINE公式ブログ「【重要】不正ログイン(乗っ取り)の被害拡大を防ぐため、PINコードの設定を必須にします」


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■PINコード設定方法
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LINEの公式ブログには、PINコードの設定方法が説明されています。注意したい点は、機種変更で電話番号も変わる場合は、事前に設定が必要となることです(電話番号が変わらない場合は入力不要です)。

1)スマートフォン版LINEアプリの「その他」>「設定」>「アカウント」>「PINコード」をタップ


2)4桁の数字を2回入力し、「OK」をタップする






















以上で設定は完了です。

見知らぬ人がスマートフォンでログインしようとした場合には、「LINEユーザーログイン」での認証途中に「PINコード」を入力する画面が表示されます。

そのため、たとえ、不正ログインの犯人がメールアドレスとパスワードの組み合わせによる承認ステップを通過しても、今回新たに登場した「PINコード」を知らなければアカウントにログインする(乗っ取る)ことはできません。






















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■安全なPINコード作成のポイント
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LINEの公式ブログでは、安全なPINコード作成のポイントを次のようにまとめています。

第三者からの不正ログインを防ぐためには、規則性がなく、かつ本人の個人情報と関連のないPINコードを設定することが肝心、ということです。

つまり、例えば以下のような個人情報を連想させるコードは避けたほうがよいでしょう。

推測されやすく危険なPINコードには、例えばこのようなものがあります。

✕同じ数字や連続する数字
例)1111, 1234, 9876

✕よく知られた語呂合わせ
例)4649, 2525, 5963

✕個人情報に関連する数字
例)生年月日
例)住所の一部
例)現在、または昔使用していた電話番号の一部
例)メールアドレスの一部
例)パスワードの一部
例)他のサービスで使用している4桁の数字  
(以上、http://official-blog.line.me/ja/archives/1009539887.htmlより抜粋)

いかがでしたか。

PINコードの設定には時間がかからないので、設定がまだの人は、この記事を読んだらすぐに設定することをおすすめします。次回は、LINEアカウントを乗っ取られないための対策を紹介します。


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